山下商店 山下善久です。
前回紹介しましたオリジナル越前焼きの詳細紹介です。
わかりやすいように一般的な越前焼きと比べながら紹介いたします。
焼き物はご存知の通り窯で焼くときに変形したり割れたりしてしまうのですが、越前の土の粘りと高度な技術で素晴らしい物ができたのです。
本来少し厚めに器を作り半渇きの状態で削り薄さを調整するそうなのですが、写真では中心から高台に向かって少しだけ削りあとがあります。という事はそれ以外はロクロでこの常態まで作り上げたことになります。
これは凄い技術。上がオリジナルの作品、下が一般的な越前焼き。
ロクロで作った薄さはどれくらいか!?
写真を見比べてください。黒いほうがオリジナル作品。白いほうは一般的な越前焼きです。
直径訳19センチ、この大きさでこの薄さ、越前の粘りのある土だからこの角度でこの大きさが実現できました。
全体像はコチラ
素朴な感じがストイックで力強いですね。
もうひとつのポイントはこの薄口。人間の下は先が冷たいもの、奥が暖かいものを美味しく感じるようになっているそうです。
器に口をつけて出汁を飲むときこの薄さによってより舌の先のほうから飲むことができ美味しく感じることが出来ます。
今回限定で30枚(茶15枚、黒15枚)作成しました。近日販売開始予定です。
*1枚1枚手づくりの為、色合い、形が多少違う場合があります。世界に1つしかないオリジナルをお楽しみください。
次回は実際にお蕎麦を乗せてみなさんにご紹介いたします。お楽しみに。